クリエイティブについて。
今回は撮影について。載せている写真はレディースモデルでの撮影になります。美容師さんにとってコンテストや撮影会などクリエイティブな活動は自分の技術や感性の向上のために大切です。
非日常的な髪型やメイクを体験することでお客様への提案の幅を広げていきます。一般の方から見ると少し理解しがたい作品や内容もありますが、美容師同士が刺激し合うのがクリエイティブの最大の目的です。
そんな中から斬新な髪型が生まれたりトレンドとなる髪型やカラーリングが生まれてきたりします。
美容師のクリエイティブな撮影会やコンテストは洋服で言うパリコレみたいなものですね。コレクションで発信された流行のエッセンスを一般的な洋服に落とし込むイメージです。
ファッション業界のクリエイティブな作品って理解されづらかったり無意味な存在になりがちですが、そういった作品も無いとファッション自体が廃れてしまいます。
ちょっとした「遊び心」もフアッションには大切です。ビジネスのシーンでも真面目過ぎたり、大道すぎるサービスは以外と売れなかったりするのと同じですね。
もちろんクリエイティブな要素と商業的な要素のバランスをしっかりと取る事も大切。
フランスの巨匠ジャンポール・ゴルチェは一時期、一般的なお洋服を作ることを一切止め。クリエイティブな洋服を富裕層の方にだけ売るブランド展開に変えていました。カッコ良い経営姿勢でしたが、結果的には行き詰まってしまったのが残念。
これからもコンテストや撮影会等も行い自分の技術向上目指して行きます。